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Posted by TI-DA at

2014年03月01日

楽しかったオペラ「アオリヤエ」 4 隠し子?

[ ケンケン ] 今回のオペラ「アオリヤエ」で
私の一番好きなシーンがここ ↴

写真中央の連渓(れんけい)役が抱いているのは実は私の子供なのです。

私(尚宏役)は妻と子を残し他界した設定になっているのですが、
このシーンは他人事とは思えず、出番が終わってからも気になって仕方がありませんでした。

本当に美しい音楽とともに私の子供が大切にされていると実感したシーンです。

尚宏役としては、
あの世から我が子、我が妻、我が一族の行く末を見守っている心境でした

やっぱりあの世の祖先・ウヤファーフジは大切にしなければなりませぬ!


  


Posted by kinakinakina at 18:56Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月28日

スタッフの勝利 琉球オペラ「アオリヤエ」

[ ケンケン ] 先日の火曜日の新聞に
琉球オペラ「アオリヤエ」の記事が掲載されていました。

両紙とも成功を伝え、作曲家や指揮者、演出家
キャスト、演奏者の名前が挙げられていました。

どうしても舞台に上がる人たちが目立ってしまいますが、
舞台の陰で多くのスタッフ達が走り回っているのです。

稽古のスケジュールを組み立てたり、連絡したり、
楽譜の準備や依頼文の作成、マスコミまわり、
チラシやチケットの作成、配布、チケットの管理、
舞台稽古の楽屋の準備やお弁当の手配や接待、
本番当日受付や整理・案内係、

本番が終わってからもチケットの清算やお礼回りなど
今でも仕事が続いています。

公演の成功には実はスタッフの力が大きく左右するもので
今回のオペラ「アオリヤエ」公演は
スタッフの勝利
と云っていいでしょう!

ありがとうございました。ハート

  


Posted by kinakinakina at 18:00Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月26日

楽しかったオペラ「アオリヤエ」 3 美人キャスト陣

[ ケンケン ] 今回のオペラ「アオリヤエ」の女声キャストは美人揃い!


私(尚宏役)の恋人、
連渓(れんけい)役で
ソプラノのNさん

透明感のある声で役にぴったりはまっていました。

最後に夫を失い絶望するシーンは
泣かせてくれました。

彼女は森の音楽館主催の
オペレッタ「こうもり」や
ミュージカル『サンタクロースはどこだ』に出演してくれたり、
大切な存在です。





月嶺(げつれい)役、ソプラノの
Rちゃん。
史実ではこの後、
聞得大君(きこえおおきみ)になり、
国王と王国全土を
霊的に守護する重要な役どころ。

その声は非常に気品に満ち溢れ
歌唱スタイルが日本人離れしていました。

将来が楽しみな逸材です。




主役、タイトルロールの阿応理屋恵(アオリヤエ)役のMさん。
重圧のかかるタイトルロール
(作品名と 同じ名前の役)を
見事に歌い演じました。

彼女は地元浦添市の出身で経歴が非常に面白いのであります。

小学校の時から
ずば抜けて歌が上手で、
全琉音楽祭で大賞(一番)を受賞し

中学ではバスケットと短距離走で活躍し
なな・ナント生徒会長も務めました。

活動的でリーダーシップに溢れ音楽や芸術を愛する、まさに主人公「阿応理屋恵」の生まれ変わり?!

稽古中も出演者みんなに「頑張ろう~」と、周りに気を使うなど大きな器の持ち主です。



坤功(こんこう)役でソプラノの
Mさん。

声はもちろん素晴らしかったのですが
立ち振る舞いの美しかったこと!

まるで宝塚の女優の様でした。

私とは年齢が近く、
話の合う存在で救われました(笑)






そんな美女たちに囲まれて幸せな時間を過ごしたケンケンでした。

失敬!
  


Posted by kinakinakina at 18:00Comments(1)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月25日

楽しかったオペラ「アオリヤエ」 2  男声キャスト

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」の男声キャスト陣です。

この中で私が一番年上(青い衣装)で、4人が一回り、
一人は二回り年下でした。

厳しい稽古環境の中、みんな立派に責任を果しました。
エライ!

沖縄の声楽界(オペラ界)は彼らの成長でレベルが格段に上がりました。

まず、声がいい、譜読みが正確、暗譜が確実、
何よりもオペラ歌手としての心構えが出来ています。

男性楽屋は常に楽しい雰囲気で、冗談が飛び交い
オペラの内容の話も当然しますが、

生活の話(男は大変)や将来の話、時には愚痴もありましたが(笑)
人生相談室と化していました。

私の同年代でオペラを歌っている歌手は少なく
男声キャストで色々な話が出来たことが一番の楽しみでした。




  


Posted by kinakinakina at 18:35Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月24日

楽しかったオペラ「アオリヤエ」 1 

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」の公演が無事終わりました。

初演の作品でしたので歌手としては
準備期間が最低6カ月は欲しかったのですが、
楽譜を頂いたのが本番の一か月半前!

それから必死に譜読みをして、
仕事を受ける受けないの返事をする時間もなく
歌えるか歌えないかの判断をする時間もなく
音楽稽古が始まり、
すぐに立ち稽古、
舞台稽古になり迎えた本番。

長くて深~くて、スリリングスで感動的な一か月半を過ごしました


衣装も中々決まらず
衣装合わせから
合計4回変更。

つまり毎日衣装が変わり
微妙に違う着心地に
気を取られないように注意し

舞台上で帯がほどけてしまった
ハプニングにも負けず



カツラが初日と二日目が
違っていたり(ありえねぇ~)

メイキャップも毎回変わり
(もっとイイ男にしてほしかった)


キツイ稽古スケジュールでガラガラになった声を
薬物と健康に超悪い食べ物(脂もの)で癒していました。



チーム「アオリヤエ」キャスト部のみなさん

初日は少し空席がありましたが、二日目はほぼ満席。

みんなよく頑張りよ~く頑張りました。
  


Posted by kinakinakina at 18:27Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月23日

オペラ「アオリヤエ」打ち上げ中につき

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」本番無事終了。打ち上げ中につき詳細は後ほど





  

Posted by kinakinakina at 20:36Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月22日

オペラ「アオリヤエ」本番直前

[ ケンケン ] 本日、琉球オペラ「アオリヤエ」本番です。
会場周辺にはのぼりが立っていました。


メイクも終わり…




頑張って歌います!

  

Posted by kinakinakina at 17:31Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月21日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 8 オケ合わせ

[ ケンケン ] 連日オペラ「アオリヤエ」の稽古です。
先日は指揮者、オーケストラ、キャスト、合唱の
オケ合わせ(オーケストラ合せ)でした。

オケ合わせはオペラの稽古の中でも最も重要な稽古の一つ。

この稽古で指揮者とのタイミング、
全体の音のバランス等、音楽をしっかり創り上げます。

琉球オペラなので三線、琴、太鼓などの琉球楽器も混ざっています。








立ち稽古も順調に終えて・・・









昨日から舞台稽古に入っています

舞台装置、照明、衣装などまだ完全ではありませんが
琉球色ムンムン!

今日は本番と同じようにする最終稽古、ゲネプロです。

頑張ります!
  


Posted by kinakinakina at 13:20Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月20日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 7 お墓参り

[ ケンケン ] 今回のオペラ「アオリヤエ」は実在の人物が主人公なのでお墓参りをしてきました。

「浦添ようどれ」へ向かう道です

「ようどれ」とは夕凪のことで、極楽を意味するとも云われているそうです。

浦添ようどれは、英祖王(1265-1274年)が築いたといわれています。
写真右が西室(英祖王陵)

左が今回のオペラ「アオリヤエ」の尚寧王陵。

1620年に尚寧(しょうねい)王が改修し、王自身もここに葬られました。

尚寧王の妻、阿応理屋恵(アオリヤエ)は別の場所に埋葬されていましたが、
100年後尚寧王の意志のとおり同じ場所に遺骨が移されました。

尚寧王さまにはウイスキーをお供えしました。


阿応理屋恵(アオリヤエ)様には薔薇の花を・・・

お二人とも安らかにお休みください。

そして今回の公演が成功するよう見守って下さい!

  


Posted by kinakinakina at 23:17Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月19日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 6 作曲家

[ ケンケン ] 先日はピアニスト・副指揮者が不在の中、
作曲者と演出家が代役となってオペラ「アオリヤエ」の稽古をしました。

ピアノを弾いたのは作曲者のA氏本人。

A氏曰く「これは難しい~!! ♯ が多すぎる~!!」
叫んでいました(笑)

ハイ、難しくて♯ が多いだけではありません。
♭や ♮ も異常に多いし、拍子もしょっちゅう変わるし
音程もリズムも超難しいし、音域も高くて大変だし・・・


そんな音楽ですが、カレーに例えると
オンナ・コドモが食べる甘ったるいカレーとは違い、
刺激の強烈な香辛料を使ったインドカレーのようになっています

食べた瞬間、
目ん玉全開、口から火柱、体温上昇、全身発汗・・・

出演者みんなハマっています!

でも作曲者が難しいと認めてくれたことが何故か嬉しかった~(笑)。
  


Posted by kinakinakina at 20:02Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月18日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 5 登場人物「尚宏」

[ ケンケン ] オペラ「アオリヤエ」の登場人物「尚宏」
琉球国王・尚寧王の弟で
薩摩との戦闘を終わらせるために和平交渉の前面に立ったり、
国王(兄)が薩摩へ連行されるときには随行し国王を助けました。

利害を顧みず、正義を重んじ、熱血漢で身分にとらわれない
自由な恋愛観をもっている人物です。

超カッコイイ~

オペラの中でも
国を愛する想いを情熱的に語り、
身分の違いの壁を乗り越えて愛を成就させます。

そんな人物をあなたならどんな声種に歌わせますか?

メゾ?・・・・フェロモンがうすいよなぁ~
バリトン?・・・立派すぎます!
バス?・・・・哲学者ではあるまいし!
(メゾやバリトン、バスの皆様ゴメンナサイ!)

テノールです。

若々しく情熱に溢れ愛を語らせるには絶対に
テノールです。

で、このテノールは誰が歌うの?

一番おいしいところを持っていくようで大変申し訳ないのですが、
ワ・タ・ク・シ・メが歌わせていただきます。

オペラ業界では声種で配役されます。
テノールとして生まれた私はどんなに年をとっても、
情熱的で若々しく愛を語る役がまわってきます。

バスとして生まれてしまった方々は、どんなに若くてもよくて哲学者や老紳士のような役になってしまいます。

尚寧王の弟「尚宏」役を私メ、喜納健仁が歌わせていただきます。
義士であり、熱血漢、正義漢の行動派。
連渓(れんけい)を愛し、琉球を愛し、兄である尚寧王を助けるのです。

先日衣装合わせでした!

古い因習にとらわれない自由さが衣装にも出ているかな?







  


Posted by kinakinakina at 22:18Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月16日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 4 阿応理屋恵

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」のヒロイン阿応理屋恵(アオリヤエ)は琉球国第二尚氏六代国王「尚永」の長女として生まれます。

国王の嫡男がいなかったため「尚寧」のもとに嫁ぎ王妃となり

親同士が決めた政略結婚でしたが夫を愛し、
国王不在の二年間を国王の名代として琉球王国を務めました。

当時の因習にはない自由な恋愛に憧れを持つなど、時代の先端をいく感性の持ち主。

オペラの中では、国主としての最初の勤めが「結婚式」。
身分の違いを乗り越えて育んだ愛を成就させ、戦で荒れ果てた国土や民の心をも癒したのでした。

知性と行動力を兼ね備え
商人や役人からの信頼を得、リーダーシップを発揮して国を治めました。

『国の力は兵の力ばかりではない。琉球が他の国と違う所は、歌や舞を愛する民の魂心(チムグクル)があるところだ』・・・とする考えを常に持っていアオリヤエ。

さらに文学的素質にずば抜けて恵まれ、おもろそうし第2巻を編纂しています。

そんなチャーミングなアオリヤエ(阿応理屋恵)さんを
2月22日(土)・23日(日)に、てだこホールで見ることが出来ます。

チケット森の音楽館まで・・・
℡ 098-994-3969
k-keruhina@lime.ocn.ne.jp


  


Posted by kinakinakina at 22:29Comments(2)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月14日

新聞掲載オペラ「アオリヤエ」 

[ ケンケン ] 本日の新聞にオペラ「アオリヤエ」の記事が
脚本・演出の馬場氏にインタビューする形で掲載されています。

このオペラを言葉で説明するのは中々難しいのですが、
琉球史上最も重要な出来事を文学の力と音楽の力で
沖縄の最も誇れるものとして表現されています。

ぜひ多くの方々に観てほしい。

私は沖縄の創作オペラをたくさん歌ってきましたが

(「マムヤ」「太陽の反逆」「百十踏上」「銀行強盗」「キララ」「モーイのとんち」「キジムナー時を翔る」、ミュージカル「マサリー」、音楽劇「南国の花」)

こんなに心ワクワクするオペラは初めてです!


チケットのお求めは森の音楽館まで
℡ 098-994-3969
k-keruhina@lime.ocn.ne.jp







  


Posted by kinakinakina at 22:59Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月13日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 3 尚寧王

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」は第二尚氏七代国王「尚寧王(1564-1620)」の時代の物語です。

第六代国王「尚永」(首里王家)に後継ぎが生まれなかったことから、
浦添王家の「尚寧」が王位を継承したのでありました。

尚寧はこんな人でした・・・

見かけは温和な風貌(イケメン)
書は漢書から和文まで読みこなし(リキヤー)
御前試合では剛腕な兵を一撃したり(スポーツマン)
気さくに誰とでも話のできた(いい人)

写真は稽古風景:尚寧王(右)と阿応理屋恵(左) 二人とも超カッコいいよ~ン


いい人でリキヤー(頭脳がよく)でイケメン、おまけにスポーツマンだったら
きっと女の子からもキャーキャーいわれたに違いないし、

血筋も実は首里王家の血をひいていることから、国王としては十分な資質を兼ね備えていたことは間違いありません。

ある時、首里王家の末裔が王位を返せと刀を抜いたとき、
尚寧は「国の幸せ、民の幸せを守ることに変わりないのであれば王の位はいつでも譲ろう。
しかし今争えば大国の狭間にある琉球の国は滅びる。共に手を取り国を守ろう」
と諭すのです。
超~カッコいい~

街道や橋などインフラ整備にも王自ら加わり、民衆から大きな支持を受け、薩摩侵攻の時も、
何の鍛錬も行わず、武器を持たない琉球が百戦練磨の薩摩軍の相手にもならないことを承知で、害を最も少なくする方法で犠牲者を最小限にとどめたのでした。
民を守ることを第一に考えた尚寧王の生き方・・・カッコいいですね!

脚本・演出の馬場氏曰く、尚寧は
きわめて慎み深く、まじめで正直。遠い将来のこと まで考えて周到にはかりごとを立て、
人と人の調和を求める温厚な人柄。

そんな尚寧に惚れないわけがありません。

彼と会いたければ本番を観に来れば・・・


チケットは森の音楽館まで・・・
℡ 098-994-3969



  


Posted by kinakinakina at 19:02Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月11日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 2 脚本の妙

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」の原作
「尚寧王妃の詩(ようどれに眠る愛)」の原作者は羅猛里之子(らもうさとぬし)氏。

今回のオペラはその原作をもとに脚本を演出家の馬場紀雄氏が担当しています。
これが本当に素晴らしい! ! !

オペラの脚本は演劇などのそれとは違い音楽の事が理解できないと書けるものではありません。
これがオペラ演出家:馬場氏によって見事にオペラ化(脚本)されています。


原作では主人公アオリヤエの結婚から死ぬまでの約60年間が描かれていますが、

オペラでは薩摩の侵攻をうけた年から江戸に連行され琉球に戻るまでの約3年間を、史実を基(一部創作)に様々な対立軸を際立たせたドラマティックな構成になっています。

親同士よって決められた結婚だが、しかしお互いその人柄に惹かれあっていく国王と王妃の愛

身分の違いから引き裂かれようとする恋愛を守るアオリヤエ

国王の後継ぎ問題から生ずる首里王家と浦添王家間の確執

国難に立ち向かう国王と王妃の苦悩と成長

等が巧妙に描かれ、最後には

他の国にはない琉球の誇れるものは何か・・・を訴えています。

胸躍る原作、ドラマティックな脚本、それに命を吹き込む演出で
新垣雄の音楽が際立っています。

今の時代だからこそ観て聴いてもらいたい作品です。


チケットは森の音楽館まで・・・
℡ 098-994-3969
k-keruhina@lime.ocn.ne.jp









  


Posted by kinakinakina at 22:35Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月10日

ここが面白い琉球オペラ「アオリヤエ」 1 原作

[ ケンケン ] 平成25年度 浦添市琉球オペラ創出事業として
2月22日(土)・23日(日)に上演されるオペラは

「琉球オペラアオリヤエ  尚寧王妃の詩~ようどれに眠る愛~」
・・・と題されています。

主催は浦添市教育委員会。

原作は羅猛里之子による歴史小説「尚寧王妃の詩(ようどれに眠る愛)」。
読んでみましたが、これが非常に面白いのであります。

尚寧王の気高さ、アオリヤエの愛情の深さ、その他登場人物の琉球を愛する心情が見事に表現されています。

薩摩の侵略を受け、いとも容易く降参した敗北者としてのイメージのあった尚寧王ですが、実は実は民(琉球国民)の命を一番に考え、出来る限り犠牲の出ない方法をとったのでした。

その後、尚寧王が江戸に連れていかれている間、琉球国王の名代(かわり)として国事に身を捧げる事になったのがアオリヤエでした。
品の良さと手際のよい行動力、何よりも
『国の力は兵の力ばかりではない、他の国とは違いは、舞や歌や衣服、それらを支えている民の魂心(チムグクル)がある限りこの琉球は滅びることは決してない・・・』
という精神で国の難事を救ったのでした。
ん~、何と感動的な話ではありませんか。

沖縄の人々がこれを読むときっとワクワクするはずです。
(民意に反してお金で魂を売ろうと考えているどこかの知事とは大違い)

原作がお手元になければオペラ「アオリヤエ」を是非ご覧ください。


感動間違いなし! ! ! ! ! ! ! ! !



チケットは森の音楽館まで
℡ 098-994-3969
  


Posted by kinakinakina at 18:38Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月09日

オペラ「アオリヤエ」馬場演出最高

[ ケンケン ] 琉球オペラ「アオリヤエ」の立ち稽古です。

馬場紀雄さんの熱い熱い熱い演出にキャスト・合唱団、
みんなが納得しながら素晴らしい稽古になっています。

キャストや合唱団に命が注がれる瞬間・・・
稽古ではそれが見る事が出来ます。

関係者の皆さんには是非その瞬間を見てほしい!
出演者だけでなく、主催者や子供達にも・・・

我々だけが感動を得るなんて、もったいな~い!


本番は誰でも見る事が出来ます

チケットのお求めは森の音楽館まで・・・
℡ 098-994-3969

  


Posted by kinakinakina at 23:17Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月07日

オペラ「アオリヤエ」立ち稽古初日

[ ケンケン ] オペラ「アオリヤエ」の立ち稽古の初日でした。

楽譜をいただいてから約一ヶ月。
譜読みをして暗譜してまだ完全ではありませんが
出演者はほぼ楽譜をはずしていました(エライ)。

今回は中堅どころ(アラフォー)の男声歌手陣が非常に充実しています。
オペラの主役を十分に歌える技術の持ち主たちで、彼らの存在が沖縄のオペラ界のレベルを上げています。

彼らが活躍できる場を作らなければならないと、
今やベテラン歌手になった私は10年前から考えているのですが。


  


Posted by kinakinakina at 22:52Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月06日

勉強中:琉球の歴史

[ ケンケン ] オペラ「アオリヤエ」繋がりで琉球について猛勉強中のケンケン

琉球王国が1406年に建国された以前はどうなっていたのか調べてみました。

琉球最初の王統は?・・・天孫氏(てんそんし)と呼ばれる氏族
【天孫氏王統】は、琉球の歴史書に登場する、琉球最初の王統とされています。

天の神様が阿摩美久(アマミキヨ)という神を下界に遣わし、琉球の島々を創らせた。
その子孫が天孫氏王統(てんそんしおうとう)と呼ばれ25代続き、17802年間統治したそうです。
実在したかどうかについては神話・伝説の域を出ないとも・・・

アマミキヨが久高島に下りたのは良く知られていますね。
沖縄の聖地巡礼上がいウマーイの模様はこちら ↴
http://morimorimori.ti-da.net/c190053.html


【舜天王統】は、源為朝が現在の沖縄県の地に逃れ、その子が琉球王家の始祖舜天になったとされています。( 真偽は不明ですが、正史として扱われています)
琉球の正式な歴史書では、初代琉球国王と位置づけられています。
お城があったのが浦添市。

三代72年の歴史を終えた後に

【英祖王統】が誕生します。
英祖も浦添に城を構え琉球の始祖アマミキヨの末裔であるという。
5代89年続いた後に

歴史は三山時代(北山・中山・南山)を迎えますがこの辺りは複雑なので中山だけ見てみると
【察度王統】が2代55年続きます。

その後、尚巴志(しょうはし)によって三山が統一され(1429年)、琉球王国が誕生するわけですね。

ちなみに尚巴志は1406年、に中山王、察度王朝を滅亡させ、
首里を首都としています。
その後、1416年、北山国を滅ぼし
1429年に南山王を滅ぼして三山を統一し、
【第一尚氏王統】による
琉球王国最初の統一王朝を成立させたのでした。

首里に都がおかれる以前は浦添が琉球の中心だったのです。
断然浦添に興味が沸いてきました!


写真は第二尚氏王統:尚円王

注.ウィキペディア参照
  


Posted by kinakinakina at 18:16Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」

2014年02月05日

iphoneの凄い機能 いまさら?画面の写真の撮り方

[ ケンケン ] ブログ投稿を続けたことで、
パソコンやスマホを何とか使うことが出来ているケンケン。

時代の波に乗り遅れないために必死ですが、先日凄い機能をルミルミ(妻)に教えてもらいました。

iPhone の画面に表示されている画像を写真を撮るように保存することができるのです。

「スリープ/スリープ解除ボタン」を押しながら、「ホームボタン」を押します(またはその逆)。http://www.ipodwave.com/iphone/howto/screenshot.html)から引用

これは便利じゃ~
スゴイ・凄い・・・と喜んでいると

そんなことも知らなかったの?っていう顔をしているルミルミ。
彼女も息子から習ったらしいのですが・・・

世の中どんどん技術が発達していますが、
オペラの世界も同じです。
若い歌手達の歌唱技術のレベルが著しく向上しています。

今回出演するオペラ「アオリヤエ」では若手・中堅・ベテランが4・4・2の割合。

私は疑いもなくベテラン組。
へっつ! 若手に負けないように体を鍛えなければ!!!
何がいいかな?
ジョギングだと転ぶ恐れがあるし、ウオーキングは寒いし、腹筋は疲れるし、スクワットは続かんし・・・・
よしっ、体操だぶーん


チケットは森の音楽館まで
℡ 098-994-3969

今回出演する美女三人(実際は四人)

見たければ本番に来れば!

チケットは森の音楽館まで
℡ 098-994-3969


  


Posted by kinakinakina at 22:57Comments(0)琉球オペラ「アオリヤエ」