弥勒菩薩
[ルミルミ]
この菩薩さまが、国宝1号の弥勒菩薩半跏思惟像(みろくぼさつはんかしいぞう)でありまする。
お釈迦様にかわってすべての悩み、苦しみをお救い下さり、正しい道へとお導き下さる慈悲の仏様です。そして、「一切衆生をいかにして救おうかと考えている」お姿を表している。(パンフより)
琵琶湖研修の帰り、ひょんなことから、お寺めぐりをすることになり、京都太秦の広隆寺へでかけました。
研修へ出かける前にNHKで仏像の特集があり、まじまじと見ると愛らしいなぁ~などと思っていたので、誘われるまま、京都駅から、太秦行きのバスにて出かけました。
なんとなんと静かなこと、境内は私と女友達の二人と、後からいらした女性の二人ずれの計4人。聖徳大使建立の京都最古の寺院らしい。
やっぱり聖徳太子は人間として生きていらっしゃったんだぁ~~~!!
わけのわからぬ感動の中、新霊宝殿のなかへ進むと、静かな宝殿の中でたくさんの仏像がお出迎えしてくれました。
「あれっっ!!テレビで見たような・・・???」
まもなくして、美しい弥勒菩薩さまが・・・
宝殿の真ん中で静かに座していらっしゃいました。
目の前の弥勒菩薩様はほんとに美しく、心が洗われるというのはこういうことなのでしょう。
魂をこめて、つくられたものは、何千年の時を超えて、魂に響くのだなぁ~
何もおっしゃらないのに、何か伝えてくださる。
思わず、背筋を伸ばす私がいる。(感謝)
きっと美しい菩薩様たちのための静寂を守るためだと思いますが、観光マップには小さ~く小さ~く表記しているようですよ。
ところで、このことをケンケンに話す時
R「すごくよかったよ!ミクロ菩薩・・・・・」
K「それって、弥勒(みろく)じゃない?」
R「あちゃ~ 」
一字違いで感動を伝える前に笑いをあたえてしまい。ちょっと悔しがるルミルミです。
お庭もきれいでした。この蓮池のはすの花が咲くとまた素敵なんだろうなぁと眺めておりました。
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