2010年07月02日

滋賀県

[ ケンケン ] 今日からルミルミは「お姫様(日女)学校」で滋賀県・比叡山へ行きました。もう十分「姫」なのにと思うのだけれど・・・。
あまり沖縄と関係の薄いと思われている滋賀県ですが、彦根市 彦根城の城主・井伊家(幕末の大老・井伊直弼で有名)に、
最後の琉球国王・尚泰の曾孫である文子さんが嫁いだ先として、深い繋がりがあるのです。彦根城の博物館にも沖縄に関係するものが、たくさん展示されています。
でも、なんといっても有名なのは琵琶湖ですよね。「ワレーハ ウーウミノーコ」って、つい口ずさんでしまいます。
その琵琶湖のほとりに「びわこホール」という立派な歌劇場があります。ヨーロッパの歌劇場の引越し公演などがあった時などによく利用されています。(フレーニやホセ・クーラなど超一流の歌手達のサインも楽屋に残されていました)
その劇場でどうしても歌いたくて2006年にオーディションをうけ、見事合格。夢の舞台に立てることになったのです。
滋賀県
オペラ「ミニヨン」 トマ作曲のフランスオペラです。1886年初演、当時は大ヒットした作品でしたが、あまりにも大掛かりな舞台セットが必要で(湖やお城)、日本では60年振りの再演となりました。滋賀県
僕はこのオペラの主人公ミニヨンが思いを寄せる「ヴィルヘルム」役で、原作者ゲーテの若い頃を投影しているとも言われるだけに、ヴィルヘルムを中心に物語が展開し、出番が非常に多かった。
歌うだけではない。決闘のシーンがあることから、本格的なフェンシングのトレーニングも受けた。また炎の中から両手でミニヨンを抱えて助け出すシーンは腕力とかっこ良さが要求された。ご想像どおり、翌日は筋肉痛だった。
しかし猛練習の末、公演は大成功。
素晴らしいプロダクションに恵まれて、最高に幸せでした。




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Posted by kinakinakina at 23:54│Comments(0)オペラ
 
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